言葉なんて要らない

生まれも育ちも関東のヨメは、当たり前だが喋るのは標準語だ。
面白がって方言の真似をしてみることもない。
ただ、両親がそれぞれ地方出身なので、少しずつ方言が混ざった環境で育っている。

たまに居るよね…
東京育ちなのに、聞きかじりの関西弁使ってみる人…ぷぷ。

ところで、私は普通に喋ってるのに、旦那にバカにされる言葉がいくつかある。

子バエ
例)あぁー、子バエが入っちゃったよ〜 シッシッ

小腹
例)あ〜なんか小腹空いたなぁ〜 どっかでお茶しようよぅ

小一時間
例)だぁあー眠すぎる もう何にもやる気しないから小一時間寝るわ

単語の前に「小/こ」が付くこのシリーズがどうしても気になるらしい。
言うとニヤニヤされるので気をつけてるけど、時々使ってしまうこの言葉たち。

ふん!
北関東のイントネーションと語尾が方言だと気付いてないやつ←旦那 に笑われる筋合い無いわ!

まず単語のイントネーションで、最初の音が高くなる。

例)いちご
ヨメ→いちご (アクセント無し)
旦那→ちご (い にアクセント有り)

あと、語尾におまけが付く。

例)今日、雨が降った。
ヨメ→今日、雨が降った。
           今日、雨降った?
旦那→今日、雨が降ったんさ。
           今日、雨降ったんかい?


方言の自覚があまり無いようで、私相手に喋るときも時々ミックスされている。
あれ、でも地元の人同士で話すとき程ではないから、やっぱり方言という感覚はあるのか?!

そんなこと言おうものなら、ヨメの言葉使いの方が変だ!と反論されるのが目に見えている。
ので、ヨメは何も言わない。
でも面白いからたまに茶化してつついている。

似たもの夫婦である。